広島が打線を一新 3選手がコロナ陽性で

左から広島・菊池涼、小園、正隨

打線を大幅変更した。広島は18日の巨人戦(東京ドーム)で先発オーダーを一新した。前日17日に菊池涼、小園、正隨の3選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。それに伴って球団独自の判断で西川、松山ら5選手も抹消した。

「1番・遊撃」には4月21日のヤクルト戦以来の先発出場の田中広輔内野手(31)が入った。田中広が1番に入るのは4月6日のヤクルト戦以来。「3番・二塁」には安部友裕内野手(31)で、安部が先発出場で二塁を守るのは2020年7月28日の中日戦以来だ。

「4番・右翼」には鈴木誠也外野手(26)が組み込まれた。鈴木誠は今年の開幕からずっと4番を務めていたが、4月23日の巨人戦に3番に変更されていた。

「5番・捕手」では坂倉将吾捕手(22)、「6番・一塁」ではケビン・クロン内野手(28)が入った。「7番・三塁」では林晃汰内野手(20)が、「8番・左翼」では宇草孔基外野手(24)が組み込まれた。2選手はともに今季、一軍初登録で初出場だ。林が先発出場するのは2020年10月6日の阪神戦以来で、プロ2度目だ。

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