新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、市内在住の90代男性が死亡したと発表した。また、10歳未満～80代の男女86人の感染を新たに確認。重症1人、中等症2人、軽症67人、無症状15人で、1人の症状が分かっていない。40人の感染経路が不明という。
市によると、亡くなった男性は自宅で肺炎を発症。4月24日に感染が判明し、5月15日に死亡した。がんと高血圧の基礎疾患があった。
クラスター（感染者集団）が発生している日本体育大（同市青葉区）の運動部では、新たに部員5人の感染が判明。これまで感染が確認されていたのは二つの運動部のどちらかに所属して寮で暮らしている26人だったが、今回新たに判明した5人のうち3人は他の運動部に所属し、寮で生活していなかった。同大の計三つの運動部に関連した感染者は計31人となった。
また、クラスターが起きた日野病院（同市港南区）でも患者1人が新たに陽性と分かり、同病院関連の感染者は計58人になった。
