フィギュア鍵山優真、横浜市長を訪問 世界選手権の快挙報告

フィギュアスケート世界選手権男子の結果を林文子市長に報告する鍵山(星槎国際高横浜)=18日、横浜市役所

 フィギュアスケートの世界選手権(3月・ストックホルム)で2位に入った鍵山優真(18)=星槎国際高横浜=が18日、横浜市役所に林文子市長を訪問し、初出場で成し遂げた快挙を報告した。鍵山は「小さな大会から一つ一つ大事に取り組んできた結果。大切にやってきてよかった」と喜びを語った。

 地元の横浜銀行アイスアリーナ(横浜市神奈川区)を拠点とする鍵山は、ショートプログラム(SP)で自己ベストを大幅に更新。フリーも計3度の4回転ジャンプに成功し、第一人者の羽生結弦(ANA)らを抑えて日本人トップとなった。「自分らしく最後まで滑ることができた」と手応えを口にする。

 現時点で来季の国際大会開催の見通しは立っておらず、鍵山は今夏の国内大会出場を目指してトレーニングに励む。「新しい4回転ジャンプや、技術面の向上。本番で練習通りできるようメンタル面も鍛えたい」と意気込む。来年の北京五輪で金メダルを獲得するのが目標だ。

© 株式会社神奈川新聞社