【夏場所】照ノ富士が無傷の10連勝!連覇へ死角なし「常に自信を持って土俵に上がらないと」

照ノ富士は霧馬山を寄り切り無傷の10連勝

大相撲夏場所10日目(18日、東京・両国国技館)、大関に復帰した照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は幕内霧馬山(25=陸奥)を寄り切って無傷の10連勝とした。

鋭く踏み込んで左四つ、右上手。頭を着けるような体勢からのど輪で起こし、相手に何もさせず土俵外に退けた。圧倒的な強さを見せつけ、取組後は「よかったと思います。常に自信を持って土俵に上がらないと」と振り返った。

Vレースのトップを走る照ノ富士に対し、この日は大関貴景勝(24=常盤山)が幕内阿武咲(24=阿武松)を押し出し、幕内遠藤(30=追手風)も幕内琴ノ若(23=佐渡ヶ嶽)を押し出してそれぞれ8勝目。2差のまま終盤戦に突入する。

土俵下で審判長を務めた高田川親方(54=元関脇安芸乃島)は照ノ富士について「どこまで勝ち星を伸ばすのか楽しみ」と期待を寄せる。連覇を目指す大関に死角はなさそうだ。

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