【夏場所】元朝青龍〝脱・辛口〟 5勝目の豊昇龍に「しっかり取れば怒る必要ないもん」

星を五分に戻した豊昇龍(右)

大相撲夏場所10日目(18日、東京・両国国技館)、元横綱朝青龍のおいの幕内豊昇龍(21=立浪)は幕内北勝富士(28=八角)を送り出して5勝目(5敗)を挙げた。取組後は「集中して当たっていけば何とかなるかなと」と語った。

前日までに朝乃山(27=高砂)と正代(29=時津風)の2大関を破ったことが自信になっていることは間違いないが、本人は「余裕とかじゃないですけど、とにかく強く相手に当たって前に攻めたいという気持ちがある」と、チャレンジャー精神を強調。この日で星を五分に戻し、終盤戦に向けては「一番一番集中して取りたい」と気を引き締めた。

そんな中、元横綱はこの日、自身のツイッターを更新し、おいの活躍について「ここしっかり取れば怒る必要ないもん」(原文ママ)と投稿。豊昇龍にとっては〝怖い存在〟の叔父も温かいまなざしで見守っているに違いない。

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