ホリイフード、10億5400万円赤字 21年3月期 コロナ禍で打撃

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飲食店「忍家」などを展開するホリイフードサービス(水戸市、藤田明久社長)が18日発表した2021年3月期決算は純損益が10億5400万円の赤字だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業や時短営業で打撃を受け、5億6500万円の赤字だった前期から赤字幅が拡大した。売上高は前期比55.0%減の27億6700万円。

経常損益は7億7500万円の赤字(前期は1億5100万円の黒字)。昨年の緊急事態宣言で全店舗で休業に追い込まれ、冬季の感染再拡大後も休業や時短営業など厳しい状況が続いた。東京都や埼玉県などの首都圏エリアは、駅前に立地し酒類販売を中心とする業態が多く「回復の足取りは最も鈍い」とした。

店舗数は新規出店2店舗、業態変更3店舗、閉鎖11店舗で、3月末現在で前年同期比9店減の88店舗。前期は3.5円だった配当は無配とした。22年3月期の業績予想は、新型コロナの影響を合理的に算定することが困難として公表を見送った。

ホリイフードサービスは同日、水戸信用金庫と2月12日付で契約を締結した融資枠を利用し、5億円の借り入れを実施すると発表した。実行予定日は5月下旬で、手元資金の拡充を図る。