南野と鎌田…森保ジャパンの両雄を両天秤にかけるスペイン1部セビリア

鎌田と南野(左)が両天秤に…

去就が注目される日本代表コンビの今後は、スペインの強豪クラブがカギを握っている。ドイツ1部EフランクフルトのMF鎌田大地(24)が今オフに退団の可能性を同国紙「ビルト」が報道。イングランド・プレミアリーグのトットナムとワトフォード、スペイン1部のセビリアが獲得に関心を寄せているとした。

中でも注目されるのがセビリアだ。かねて鎌田は欧州チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを希望しているが、強豪のトットナムは来季のCL出場権獲得が絶望的な状況。これに対してセビリアは来季の出場権を確保しており、新天地の有力候補となりそうだ。

一方のセビリアは以前からイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに期限付き移籍中のMF南野拓実(26)の獲得も検討している。保有元の名門リバプールで培った実力に加え、1000万ユーロ(約13億円)前後とみられる移籍金もリーズナブルで有力な獲得候補。EU圏外枠があるため両獲りは考えにくく、森保ジャパンの両雄を“天秤”にかけることになりそうだ。

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