首相、入管法改正案見送りを尊重

死亡女性と家族にお悔やみ

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参院本会議に臨む菅首相=19日午前

 菅義偉首相は19日の参院本会議で、外国人の収容と送還のルールを見直す入管難民法改正案の今国会成立断念について、国会の意向を踏まえた判断だと強調した。「与野党でこれ以上審議を進めないとの合意がなされた。政府としても尊重することにした」と述べた。施設収容中だったスリランカ人女性の死亡を巡り「お亡くなりになった方とご家族にお悔やみを申し上げる」とも語った。

 野党は女性の死亡事案の真相究明を求め、改正案の採決に強く反発。与党は18日、今国会での成立を断念する方針を野党に伝えた。首相は女性の事案に関し「最終報告に向けて、必要な調査、検討を進めている」と説明した。