エンゼルス・大谷が初回に3試合連続の特大弾 本塁打王争いをリード

初回に14号ソロを叩き込んだ大谷(ロイター)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)は18日(日本時間19日)に本拠地アナハイムでのインディアンス戦に「2番・DH」で出場し、初回に3試合連続の14号ソロを放った。

一振りで仕留めた。5点を追う初回一死無走者だった。相手先発はプリーサック。初球、真ん中低めのフォーシームを余裕を持って見逃した。2球目、外角の甘い93・7マイルのフォーシームを引き付けてフルスイング。高々と上がった打球は中堅に吸い込まれた。

3試合連続の13号は打球速度112マイル(約180キロ)の光速で宙を飛び、飛距離440フィート(約134メートル)の特大弾だった。ホームランダービーでリードを広げると同時にチームの暗い雰囲気を払う一発だった。

試合前、主砲トラウトが右ふくらはぎの張りで10日間の負傷者リストに入った。17日(同18日)のインディアンス戦で初回の走塁中に痛め、途中交代していた。復帰まで6~8週間かかる見込みだという。

投打の二刀流の大谷がトラウト復帰までチームを支える。

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