仰天プラン浮上 今オフにグリーズマンとJフェリックスが電撃トレードか

アトレチコでチームメイトだったコケを助けるグリーズマン(ロイター)

電撃トレード案が急浮上した。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は同国1部バルセロナのフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(30)と同1部アトレチコ・マドリードのポルトガル代表MFジョアン・フェリックス(21)が今オフにトレードされる可能性を報じた。

同紙は「かかわるすべての関係者にメリットをもたらせる。スポーツと経済の共通の利益」とし「昨年、Aマドリードはバルセロナに提案しようと試みたが、当時の理事会議長(前会長のジョゼップ・バルトメウ氏)がそのアイデアを拒否した」と伝え、今年3月に新会長となったジョアン・ラポルタ氏(58)との間で再び検討されているという。

同紙によると、Aマドリードがフェリックス獲得に使った移籍金は1億2600万ユーロ(約167億5000万円)で、バルセロナがグリーズマン獲得に支払った移籍金は1億2000万ユーロ(約159億6000万円)と、ほぼ同額なことから金銭などが付与しない〝等価交換〟になる見込みという。

新型コロナウイルスの影響で各クラブは厳しい財政を強いられており、選手交換で戦力アップをもくろむわけだが、グリーズマンは古巣復帰となり「最高レベルの選手に返り咲くことができる」とし、フェリックスについても「カンプノウ(バルセロナの本拠地)で好まれてきた魔法を持っている」と報じ、両クラブのメリットを強調した。
世界トップ選手による世紀のトレード案だが、果たして実現するのだろうか。

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