【NBA】ウィザーズは「プレーイン」でセルティックスに敗れる 八村は8得点

テイタムの対応に追われた八村(ロイター=USA-TODAY)

米プロバスケットNBAは18日(日本時間19日)にプレーオフ進出をかけた「プレーイン」が行われ、東地区8位のワシントン・ウィザーズは同7位のボストン・セルティックスと敵地で対戦して100―118で敗れた。この結果、セルティックスは第7シードでプレーオフ進出が決定。ウィザーズは20日(同21日)に第8シードをかけてインディアナ・ペイサーズと対戦する。八村塁(23)は反則がかさみ、16分37秒の出場で8得点、2リバウンドだった。

レギュラーシーズンでの対戦はセルティックスの2勝1敗。第1クオーター(Q)はセルティックスが5本のスリーポイントシュートを決めたのに対してゼロだったウィザーズはターンオーバーからの失点が12を記録するなど、21―27とリードを許す。

八村は開始1分39秒で得意のプルアップでのジャンプシュートを決めた2点のみだったが、第2Qはオフェンスリバウンドからと、ペイント内で粘ってのシュートで連続得点。これでウィザーズは39―37と逆転して、54―52とリードして前半を終える。

第3Qの八村は、開始31秒でこの試合4回目の反則をしてベンチに下がる。するとセルティックスはジェイソン・テイタム(23)が一気にギアを上げ、ここからの5分間で13得点するなど、この日は50得点の活躍で、セルティックスの勝利に貢献した。

八村はそれほど激しい接触のない場面でも反則を取られるシーンが目立ち、プレー時間が限られる形になってしまった。

東地区の「プレーイン」もう1試合は、9位のインディアナ・ペイサーズは同10位のシャーロット・ホーネッツに144―117で勝利。プレーオフ最後のイスをウィザーズと争うことになった。

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