TBSが本気出した! 10月スタート朝番組に安住紳一郎アナの起用を正式発表

安住紳一郎アナ

9月末で放送終了するTBS朝の情報番組「あさチャン!」の後番組に安住紳一郎アナウンサー(47)が起用されることが19日、同局から正式発表された。番組名は未定。コンセプトは「ニッポンの朝が見える」で、幅広いジャンルを扱う。安住アナが生放送の帯番組を担当するのは「ジャスト」以来16年ぶりとなる。

長らく「あさチャン!」のメインキャスターを務めた夏目三久(36)は有吉弘行(46)と電撃婚し、芸能界を引退する見込み。平日朝の時間帯はフジテレビの「めざましテレビ」、テレビ朝日「グッド!モーニング」、日本テレビ「ZIP!」など強敵ぞろいで、TBS苦戦が続いていた。

そこへ〝絶対エース〟の安住アナを投入するのだから、TBSは本気も本気だ。当サイトでは今月12日にいち早く「独占キャッチ! 安住紳一郎が夏目三久『あさチャン!』後継番組に浮上」と報じていた。

「安住アナの起用で朝の番組戦争の勢力図を一気に塗り替える可能性もある」とはテレビ関係者。

相乗効果も期待されている。TBSは「あさチャン!」の後、平日午前8~9時台の帯番組を、この4月にリニューアル。お笑いコンビ「麒麟」の川島明をMCに迎え、情報バラエティー番組「ラヴィット!」をスタートさせたが、これが目も当てられない低視聴率なのだ。

「世帯視聴率の平均が1~2%台。個人視聴率だと1%を切ることもあります。エース安住を前番組に起用することで、ラヴィットにも視聴者の流入が見込めるでしょう」(制作会社関係者)

視聴者にとって朝の帯番組はBGM的に〝ながら見〟をするルーティンとなりがち。早朝の番組からチャンネルを変えず、そのまま昼近くまで同じ局の番組を流し続ける人が多い。

安住アナの朝番組起用で、再び群雄割拠となりそうだ。

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