【カーリング】日本代表の吉田&松村組が初白星「アイスに対する自信も出てきた」

右から吉田、松村(公社 日本カーリング協会提供)

世界混合ダブルスカーリング選手権第2日(18日、英国・アバディーン)、日本代表の吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組は、1次リーグB組で米国に6―7で敗れたが、フィンランドに8―3で快勝。通算成績を1勝2敗とした。

米国戦は第3エンド(E)に3点を奪うなど、第6E終了時点で6―4とリード。しかし、第7Eに同点に追いつかれると、最終第8Eは吉田がラストショットを決め切れず、スチールを許した。続くフィンランド戦は、第1Eに先制すると、第3Eまでに5点を積み重ね、試合を優位に進める。第4Eに2点を返されたが、その後も効率よく点を取って、突き放した。

米国戦は悔しい結果に終わったものの、フィンランド戦で初勝利をつかみ取った日本。吉田は「朝のゲームは私が決め切ることができずに負けてしまった」と反省点を口にしながらも「チームとしては昨日よりもフィーリングがよくなってきた。アイスに対する自信も出てきたので、明日も頑張りたい」と決意を新たにした。

今大会は20チームが2組に分かれ、1回戦総当たりで対戦。開催国枠の中国を除く上位7か国に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠が与えられる。その上で9月の代表決定戦を制すると、吉田、松村組の北京五輪出場が決まる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社