田村正和さんの謎生活「趣味は焚火」「古地図見るためにiPad購入」

私生活はあまり明かさなかった

俳優の田村正和さんが4月3日午後4時20分、心不全のため都内の病院で死去した。77歳。田村さんといえば、私生活がナゾに包まれているが、昭和の大スター、故高倉健さん(2014年に83歳で死去)を意識していたとする説がある。

「田村さんはかなりの和食党。出席してくれるドラマの打ち上げは、だいたい和食でした。ただし食事するところを見せないのが基本。海外ロケには炊飯器を持参していましたが、これには高倉健さんがそうしていたからという説があります」とはドラマ関係者。

また、芸能関係者はこんな話をする。

「某大御所リポーターによると、田村さんの自宅には、理容師さんが出張して来て髪を整えてくれる専用ルームがあるそうだ。これは、健さん行きつけの店に“高倉健専用部屋”があるのを知り、田村さんもマネて自分の家にそういう部屋をつくったらしいよ」

聞けば、田村さんはプライベートの趣味などについてめったに話さなかったが、そのリポーターにはかつて「趣味はたき火だ」と話したことがあるそう。「古地図を見るためにiPadを買ったと聞いたことがある。私が一度、目の前で見た時はパテック・フィリップ(スイスの高級時計メーカー)の腕時計をしていた。スタッフの方は『アレが一番お気に入りの時計なんですよ』と教えてくれたが、田村さんはそういう高級時計を人前に出る時だけつけていたそうだ」(同)

確かに生活感がないところは健さんと同じだ。

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