広島・中村奨がプロ初マスクで初打点「九里さんの援護点になって良かった」

5回、無死満塁の好機に2点適時打を放った中村奨

初マスクに燃えた。広島の中村奨成捕手(21)が19日の巨人戦(東京ドーム)に「8番・捕手」で先発出場。中村奨は4月16日の中日戦以来のスタメン出場で、捕手で先発出場するのはプロ4年目で初めて。

2回二死一、二塁の第1打席は三ゴロに倒れた。しかし、5回先頭での第2打席では左前打。その後、羽月の適時打でホームを踏んだ。さらに1―1の6回だ。無死満塁で打席で回るとカウント2―2で巨人先発・高橋の141キロ直球を勝ち越しの2点適時打とした。

これがプロ初打点。一塁上でガッツポーズした中村奨は「何とか1点でも取れるように内野ゴロでもいいという気持ちでいきました。(先発の)九里さんが粘り強く投げているので援護点になって良かったです」と笑顔を見せた。

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