イングランド・プレミアリーグは19日、元イングランド代表MFフランク・ランパード氏(42)が同リーグの殿堂入りを果たしたと公式ホームページで発表した。
その実績がすごかった。同リーグの殿堂入りは、突出した記録やリーグに貢献した選手をたたえるもので、これまで元イングランド代表FWアラン・シアラー氏、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏、同FWエリック・カントナ氏、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏の4人が選出されている。
ランパード氏は1996年にウェストハムでデビューし、2001年にチェルシーに移籍。04―05年シーズンには50年ぶりのリーグ優勝に貢献するとともに最優秀選手賞(MVP)を獲得したレジェンド選手。今回、殿堂入りを果たしのには同リーグでの素晴らしい実績を残している。
さらに英紙「デーリー・スター」によると、ランパードはチェルシーで合計211得点を記録し、そのうちリーグで147得点をマーク。さらにウェストハム時代の24得点とマンチェスター・シティー時代の6得点で通算は177得点とMFの選手としては過去最多のゴール記録でFWを含めてもリーグ史上5位でMFでランパードに次ぐ選手とは50点以上の差があるという。
アシスト数102は歴代4位で、39のクラブから得点を決めたのも最多記録。ペナルティーエリア外からのマークしたゴール数41も最多記録と、同リーグで出してきた数々の結果が殿堂入りの要因となったようだ。