気付いてる?その祝日、休みじゃないから 7.8・10月 多くのカレンダー、東京五輪延期の修正間に合わず

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カレンダーの多くが変更前の祝日のまま。注意が必要だ

 今年のカレンダーや手帳の多くは、7、8、10月の祝日が間違っているのにお気付きですか-。東京五輪の1年延期に伴う祝日変更を反映させるのが間に合わなかったためで、出版・発売元などは注意を呼び掛けている。

 今年7月は、本来19日の「海の日」が五輪開会式前日の22日、本来10月11日の「スポーツの日」が開会式の23日に移り、24、25日の土日を合わせて4連休になる。8月は「山の日」を11日から閉会式の8日に変更。翌9日が振り替え休日で7~9日が3連休に。祝日を移す特措法は20年11月に成立した。

 鹿児島県統計協会の21年版県民手帳も変更前の祝日のまま。県統計課によると、県民手帳は20年10月発行で、7月末時点の情報を載せるのがぎりぎりだ。祝日一覧のページに「法改正により祝日が変更になる場合があります」と添えた。

 全国カレンダー出版協同組合連合会(東京)の登録商品約8000万冊の大半も、20年2月時点の暦を基にした変更前の祝日。ホームページで周知する。

 東急ハンズ鹿児島店(鹿児島市)によると、現在販売中の手帳やカレンダーは3月か4月開始が多く、祝日変更が反映された商品もある。

 五輪が再延期か、中止となれば祝日はどうなるのか。「仮定の話への回答は控える」と内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局。ただ元に戻すには法改正が必要で、五輪が延期された昨年は戻さなかった。

変更された7、8、10月の祝日