松本人志らからレギューラー化望む声 特番で復活「クレイジージャーニー」どうなる?

佐藤健寿氏(左)と丸山ゴンザレス氏

不適切な演出が発覚し、2019年9月で打ち切りになった「クレイジージャーニー」(TBS系)の特番が19日、放送された。

番組冒頭には「視聴者の皆さまにご心配をおかけしたクレイジージャーニーですが、温かいご声援を受け、心機一転、ジャーニーたちの、新たな旅をお届けできることとなりました」とナレーションが。

スタジオにはレギュラー放送時代の松本人志(57)、設楽統(48)、小池栄子(40)が揃い、オープニングで小池は「やったー、やったよ! 待ってたよ。うれしい! 超うれしいです」と大喜び。その横で松本が「僕あんまり…覚えて…。クイズ番組でしたっけ?」とさらっとボケた。

放送されたのは同番組の初期から出演していた危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏と、奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏の旅。現在、コロナ禍によって海外への取材は行けなくなっているが、設楽によれば「コロナの前に撮ったもの」。丸山氏によれば「取材に行ったのは2019年」ということで、番組がなくなり“お蔵入り”していたものがようやく日の目を見ることになった。

番組の最後に小池が「レギュラーに戻ってほしいっすね」と発言すると、松本も「レギュラーには…そうやね」と続いた。これを受けて設楽は「今回特番ですけど、また、いつかお会いできるようにということで」と締めた。松本ら3人から番組の復活を求める声が出た形だ。不祥事はあったものの、ファンも多かった番組だけに、局の判断に注目が集まりそうだ。

同番組は2019年9月、8月の放送で事前に用意していた生物をその場で発見したかのように装う不適切な演出をしていたことが発覚。それ以前にも同様のヤラセをしていたこともあらわとなり、放送が打ち切られた。

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