ニシタチに早く活気を 老舗店 不安抱え営業

感染対策を取りながら時短営業を続ける中華店「ぶたまん」店主の日高玲さん=19日午後、宮崎市橘通西3丁目

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県が宮崎市内の飲食店などに要請している時短営業期間の延長が19日、決まった。1946(昭和21)年から75年間、県内最大の繁華街「ニシタチ」に店を構える老舗中華店「ぶたまん」の3代目店主・日高玲(あきら)さん(59)は、「口蹄疫の時以上に人出が少ない」と現状に寂しさを募らせる。ただ、願うのは再び活気に満ちたニシタチの姿。日高さんは感染対策を徹底し、常連客の励ましを受けながら時短営業の店に立ち続けている。

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