ザノット札幌「LES BOIS(レ ボア)」のランチは北海道尽くし&高コスパ

旅人へひとこと

食材にもインテリアにも北海道をふんだんに!ホテル内のレストランとは思えないコスパが魅力のお店です。

生まれも育ちも札幌。北海道グルメを愛する主婦グルメライター。

北海道好きの夫と二人で、北海道のグルメ&観光サイト「MOGTRIP(モグトリップ)北海道」を運営している高井なおです。

北海道のおいしいものを食べることがわたしの生きがい!食べ歩いたのは全道各地3,500軒以上で、様々なジャンルの飲食店を食べ歩いています。特に好きなのは「ランチ」と「スイーツ」。中でも北海道産の食材にこだわっている「地産地消」のお店、穴場的なお店、古い建物を再利用した雰囲気のあるお店 が好きです。

ガイドブックはインターネットには載っていない、知る人ぞ知るお店を中心にご紹介していくので、これから北海道に旅行で来る方に参考にしていただけると嬉しいです!

ホテル内のレストランとは思えない安さ!洗練された雰囲気で絶品高コスパランチ

実はわたし、俗にいう“ホテル価格”が苦手です…。なので、ホテルランチにときめくことは滅多にないのですが、ここはとってもおすすめ!

お店があるのは、札幌の中心部「大通エリア」。2020年8月1日にオープンした『ホテルザノット札幌』の2階に入る『レストランラウンジLES BOIS(レ ボア)』のランチをご紹介します。

ここで提供される料理やスイーツは全て、食の世界的権威も認める日本料理シェフが監修。和のテイストを盛りこんだものも多く、ほかでは味わえないプロの技が感じられるんですよね。

さらに“北海道の四季、食の豊かさ”を存分に楽しんでもらうべく、道内各地の厳選された食材を使用しています。

ホテルに泊まらなくても利用できるので、お食事はもちろん札幌散策の合間の休憩にもGOOD。

“現代と自然の共存”をテーマにデザイナーが手掛けた全62席の店内は、空間を贅沢につかった非日常を感じる空間。

デザインテーマの「Modern Nature.」と「地域に根ざしたい」という想いを表すため、札幌軟石(なんせき)・道南杉・金属などを組み合わせ、モダンアートのような独創的なインテリアを完成させています。

※札幌軟石とは、明治時代から昭和初期にかけて札幌市、小樽市周辺の建物の建設資材として用いられていた、歴史のある石。

女性は特に、この空間にいられるだけで満ちたりた気持ちになる方も多いのではないでしょうか。(わたしも完全に同感w)

テーブル席だけでなく、窓際にはコンセント付きのカウンター席も用意されているので、出張で訪れるおひとりさまも安心ですよ。

ちなみに今回ご紹介する『レストランラウンジLES BOIS (レ ボア)』が入る『ホテルザノット札幌』は、地下街ポールタウンに直結しているので、悪天候の際も安心です(^^)

朝6:30から夜23:30まで!ほぼノンストップで営業中!

モーニングとランチの間は、1時間半だけクローズの時間がありますが、ランチタイムがはじまる11:30からディナータイムが終わる23:30まで、ずーっと通しで営業しているんです。

なのであらゆるシーンに対応できる、まさに旅人のためのレストランラウンジ!訪れる時間によって異なるメニューや店内雰囲気が味わえるのも魅力のひとつです。

フルコースが2,000円台?!全てが美味な「ランチセットC」

サラダ、パスタ、メインディッシュ、パンまたはライス、デザート、ドリンクまでがセットになった「ランチセットC」。ランチセットの中では値段が1番高く、フルコースの内容で2,300円という驚きの安さです。

では実際に各メニューを写真付きでご紹介していきます♪

メニューには「サラダ」と記載されていますが、これは完全にフレンチのフルコースで出てくる「前菜」。

素材本来のシャキシャキした歯ごたえが感じられるフレッシュな野菜に、無農薬エディブルフラワーが華を添えています。酸味の効いたはちみつのドレッシングが、野菜の甘みをひきたてています。

お次は「パスタ」。イタリア産マスカルポーネチーズとフレッシュトマトを使ったパスタです。

フレッシュトマトの爽やかな酸味が、パスタの温度でいい具合にとけたマスカルポーネによって、驚くほどまろやかに…!細めのパスタなので チーズがよく絡むんですよね。

見た目はいたって普通ですがw「また食べたい!」と思えるほど美味なる逸品でした。

お次は「メイン料理」。2種類から、肉料理の「ブラックアンガス牛の“ざぶとん”のステーキ、玉葱と醤油のソース」を選択しました。

牛肉の希少部位“ざぶとん”とは、牛一頭から3〜4kgしかとれない、最も脂がのった部位。ほどよい歯ごたえとやわらかさで、脂はあるけれど赤身のような深いうま味もあります。

「この価格でこんなにおいしいものばかり…いただいちゃっていいんですか?!」

デザートが来る前に、罪悪感のような気持ちがわいてくるほど、本気でコスパが高かったw

道東「浜中町産」のミルクで作ったバニラアイス

お食事のラストを飾るのは、デザートの「コーヒーパンプディング バニラアイスクリーム ミルクの泡」。

ほろ苦いコーヒーの風味のしっかりとしたパン生地で、お皿にちらしたラムレーズンをプラスすると 味がグッと深くなる…!

そして特筆すべきはバニラアイスのおいしさ。

『LES BOIS(レ ボア)」』のアイスクリームは、あのハーゲンダッツにも使われている、道東「浜中町(はまなかちょう)産」のミルクで作っているため、口溶けが格別です。

後味のキレがまったく違う……食べるとすぐに違いがわかるはず!

ザ ノット 札幌『レストランラウンジLES BOIS (レ ボア)』

〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西3丁目16−2 2F

ホテル内で北海道のレアなおみやげが買える

ホテルの2階ロビーから1階へおり一度建物の外に出ると、北海道のローカルコンビニ『セイコーマート』と、老舗菓子店『札幌 千秋庵(せんしゅうあん) 本店』があります。

セイコーマート、通称“セコマ”には食料品や日用品のほか、北海道のおみやげコーナーが設けられているんです。土産物店ではなかなか見ないレアなお土産が多く揃っているので、一度チェックしてみてください♪

(個人的にはご当地飲料「ガラナ」と、函館銘菓「トラピストクッキー」がおすすめ)

創業1921年。わたしが子供の頃から慣れ親しんだ「札幌千秋庵(せんしゅうあん) 本店」でおすすめしたいのは、札幌銘菓でもある「ノースマン」や「山親父(やまおやじ)」。

店頭でしか味わえない「焼きたてノースマン」も、ぜひ味わってほしい逸品です。

ちなみに、この記事で紹介したお店が全て入っている「ホテルザノット札幌」の客室も、個人的にとてもお気に入り。宿泊料金のコストパフォーマンスも本当にすばらしくて…!

札幌中心部のホテル探しに迷っている方は、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね(^^)

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://mogtrip.net/

Twitter:https://twitter.com/nao0321sapporo

千秋庵本社工場直売店

〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西3丁目17

*この記事は2020年8月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

ライター:高井 なお

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