新潟市在住の高齢者からキャッシュカードを騙し取った住所不定の男を特殊詐欺被疑者として逮捕

新潟警察署

新潟警察署は20日10時15分、特殊詐欺(預貯金詐欺)の疑いで住所不定の無職、林瑞基被疑者(23歳 男性)を通常逮捕した。

林被疑者は、氏名不詳の複数名と共謀し、1月20日に新潟市中央区在住の80歳代女性の自宅へ保険証組合職員や警察官などを装って電話をかけ、「あなたのクレジットカードが偽造され使われた。キャッシュカードも偽造されていた。保険証組合職員が自宅へ行くので、キャッシュカードを渡してください」などと嘘をつき、その後、保険証組合職員を装った林被疑者が女性宅を訪れて、女性名義のキャッシュカード2枚を騙し取った。

女性へ電話をかけた者など複数人による犯行と思われるが、林被疑者は警察の取り調べに対して黙秘を続けている。警察では今後、女性の口座から引き出された金の行方などを調べるとともに、余罪についても捜査していくという。

© にいがた経済新聞