ドイツ1部ヘルタは19日、所属する元同国代表MFサミ・ケディラ(34)が今季限りで現役を引退すると公式サイトで発表した。
ケディラは2006年にシュッツトガルトでデビューし、同シーズンのリーグ制覇に貢献。10年にはスペイン1部レアル・マドリード入りし、国内タイトルはもちろん、欧州チャンピオンズリーグ制覇やクラブW杯優勝など、数々のタイトルを獲得。ドイツ代表でも長く主力として活躍し、国際Aマッチ77試合7得点とし、14年ブラジルW杯優勝にも尽力した。
地元メディアによると、記者会見したケディラは「14年前の今日、シュトゥットガルトでブンデスリーガ制覇を果たした日だと知らせがきたんだけど、でも今日は僕個人にとってとても難しい日になった」とし、引退について「かなり難しいものではあるけれど、でもこれしかないといえる正しい決断だと思う」とコメントしたという。
今年2月にイタリア1部ユベントスからヘルタ入りしたケディラはリーグ最終戦のホッフェンハイム戦(22日)がラストマッチとなる。