【カーリング】日本代表の吉田、松村組が2連勝「毎試合学びを続けた結果」

左から吉田夕梨花、松村雄太((公社)日本カーリング協会提供)

世界混合ダブルスカーリング選手権第3日(19日、英国・アバディーン)、日本代表の吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組は、1次リーグB組でスイスに9―6、中国にも8―6で勝利。通算成績を3勝2敗とした。

スイス戦は、4―5と1点ビハインドの第5エンド(E)に3点を奪い、逆転に成功。第6Eに1点を返されたが、第7Eに2点を加え、勝利を決定づけた。続く中国戦は、同点の第4Eに3点を取ってリードを広げると、不利な先攻の第5、6Eにも1点ずつ積み重ね、突き放した。

試合後、松村は「毎試合学びを続けた結果、いいショットを決めることができて、2連勝して星を戻すことができた」と振り返った上で「明日からも一戦一戦学びながら、いいショットを決めて、最後に勝てるように頑張りたい」と決意を述べた。

今大会は20チームが2組に分かれ、1回戦総当たりで対戦。開催国枠の中国を除く上位7か国に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠が与えられる。その上で9月の代表決定戦を制すると、吉田、松村組の北京五輪出場が決まる。

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