ドジャース逆転勝利 4番・筒香は移籍後初安打初打点

【ダイヤモンドバックス2-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは1点ビハインドの7回裏にダイヤモンドバックスの守備の乱れに乗じて3点を奪い、逆転に成功。8回表をビクトル・ゴンザレス、9回表をケンリー・ジャンセンが無失点に抑え、4対2で逆転勝利を収めた。ドジャース先発のクレイトン・カーショウはエドゥアルド・エスコバーに先制の10号2ランを浴びたものの、6回2安打2失点の好投。ドジャースは連勝を3に伸ばし、直近10試合で8勝2敗と勢いが出てきた。

ドジャースが試合をひっくり返したのは7回裏。先頭から連続四球で無死1・2塁のチャンスを迎え、代打アルバート・プーホルスは一塁後方へフラフラと打ち上げたものの、一塁のペイビン・スミスが捕球できず満塁(記録はヒット)。一死後、代打ウィル・スミスの放ったライトライナーを右翼のジョシュ・ロハスがグラブに当てて弾き、2者が生還して逆転した(記録は犠飛とエラー)。さらに続くムーキー・ベッツの打球に中堅ティム・ロカストロがわずかに追い付けず、エンタイトル二塁打となってこの回3点目。ダイヤモンドバックスの拙守にも助けられ、リードを奪った。

ドジャースの筒香嘉智は「4番・レフト」でスタメン出場し、2回裏の第1打席はセカンドゴロに倒れたものの、4回裏の第2打席で移籍後初安打初打点となるレフト前タイムリー。6回裏二死2・3塁の逆転機ではセカンドゴロに打ち取られ、8回裏の第4打席は空振り三振を喫した。4打数1安打1打点で今季の打率は.167、OPSは.470となっている。

また、ジャンセンは今季9セーブ目をマークして通算321セーブ。これは1つの球団で記録したセーブ数としてはアスレチックスのデニス・エカーズリー(320セーブ)を抜いて単独3位となった。ちなみに、1位はマリアーノ・リベラ(ヤンキース)の652セーブ、2位はトレバー・ホフマン(パドレス)の552セーブである。

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