西日本は梅雨前線の影響受けやすく 6月にかけて平年より雨量多い 気象庁1か月予報

気象庁は20日(木)、向こう1か月(5/22~6/21)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は、北日本と沖縄・奄美で高い見込み。  低気圧や前線の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は西日本で多く、東日本で平年並みか多い見通し。一方、沖縄・奄美は前線や湿った空気の影響を受けにくく、向こう1か月の降水量は平年並みか少なくなりそうだ。

 1週目(5/22~28) 北日本は湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。東・西日本は低気圧の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。気温は、北日本や沖縄・奄美は高温傾向だが、前線に近い西日本は低温傾向が見込まれる。

 2週目(5/29~6/4) 東・西日本は引き続き湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多くなる見通し。北・東日本、沖縄・奄美は、暖かい空気が流れ込みやすく、高温傾向が見込まれる。  3~4週目(6/5~6/18) 東・西日本、沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。

【参考】梅雨入りの平年日

 関東甲信 6月7日  北陸  6月11日 

 東北南部 6月12日  東北北部 6月15日

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