宝酒造が缶酎ハイを自主回収 117製品が対象、アルミ缶で1件怪我で

製造記号の末尾が「E」が対象

 

 缶入りチューハイの製造を手掛ける宝酒造(株)(TSR企業コード:641512058、京都府)は5月20日、「タカラ焼酎ハイボール」など117品目を自主回収すると発表した。回収対象製品は、楠工場(三重県)で製造した製品のうち、缶底印字(製造記号)の1段目末尾が「E」の製品で、賞味期限が2021年5月~22年4月までのもの。缶の一部にアルミがはみ出す事例が2件判明し、そのうち1件で指に怪我をしたという。自主回収する製品は宝酒造のホームページに掲載している。
 宝酒造によると、製造工程中に生じた変形した缶蓋の使用が原因で、装置の不具合などは解消したという。回収方法は、インターネットの登録フォームで入力し、宅配業者が回収する。

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