堀内恒夫氏が「雰囲気がある」と絶賛した広島のホープは…

堀内恒夫氏

野球評論家の堀内恒夫氏(73)が20日に更新した自身のブログで、広島・中村奨成捕手(21)を絶賛した。

堀内氏は前日(19日)に東京ドームで行われた巨人―広島戦について言及。かつては監督として率いた巨人は2―10の大敗を喫したが、目に留まったのは広島で「8番・捕手」としてフル出場した中村奨だった。先発した九里と最後までバッテリーを組んで完投勝利。打っては5回に同点に追いつく口火を切り、同点の6回には勝ち越しの2点適時打を放ち、攻守で存在感を示した。

堀内氏は「先発の九里くんが引っ張っていたことはもちろんだけど」としつつ「第一印象は『雰囲気がある』だ」とキッパリ。「タイムリーという結果も出たけれど バッティングの構え キャッチャーの構え どちらも『いい』雰囲気を持ってる選手だね」と賛辞を送った。

さらに、堀内氏は球界の大先輩らしく「リードというよりも まずは『一生懸命、しっかり捕る』 これが大事だと思うよ」とアドバイスも添え「期待したい若手が また1人出てきたね」と逸材の成長を心待ちにしていた。

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