玉野のもち麦畑が「麦秋」迎える 黄金色の穂が初夏の風に揺れ

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黄金色の穂が揺れるもち麦畑=下山坂

 玉野市の東児、荘内地区に広がるもち麦畑が「麦秋」を迎え、黄金色に染まっている。今期は6農家が約174アールに作付け。収穫期が間近に迫り、色づいた穂が初夏の風に揺れている。

 下山坂の畑約60アールでは、市雑穀生産組合員の臼井和弘さん(74)が昨年11月に種をまき、4月には穂が出た。実がしっかり入り、こうべを垂れる5月末から6月初旬にかけてコンバインで刈り取り、脱穀して出荷する。臼井さんは「日に日に色が出てきている。例年以上に順調で収量が期待できる」と話した。

 もち麦は大麦の一種。血中コレステロールを低減させ、腸内環境を整える水溶性食物繊維「β‐グルカン」を豊富に含み、白米と一緒に炊くだけで、もちもちの食感が楽しめる健康食品として注目されている。

 同組合は米の裏作として、2017年から二条裸麦「キラリモチ」という品種の栽培を始めた。20年産は約9トンを出荷。道の駅みやま公園の特産品売り場などで販売するほか、市のふるさと納税返礼品にも採用されている。

道の駅みやま公園などで販売している玉野産のもち麦商品