横浜市営地下鉄、6月にダイヤ改正 平日終電最大27分繰り上げ

横浜市営地下鉄

 横浜市交通局は20日、市営地下鉄のダイヤの一部を6月26日から改正すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で午前0時以降の乗車率がコロナ前の6割程度になっており、平日の終電時刻を繰り上げることで夜間保守作業時間の確保につなげる考えだ。

 同局によると、平日のブルーラインはあざみ野発最終列車の行き先を新横浜から新羽に変更。あざみ野の出発時刻は2分繰り上げて午前0時47分になり、あざみ野発新横浜行き最終列車の出発時刻は27分繰り上がって午前0時22分となる。一方、午後9~10時台の運転本数は上下線とも各1本増やす。

 平日のグリーンラインは、日吉発最終列車の行き先を中山からセンター北に変更。日吉の出発時刻は2分繰り上げた午前0時38分になり、日吉発中山行き最終列車の出発時刻は11分繰り上がって午前0時29分となる。

 平日午前7~8時台の上下線の運転間隔は平均3分10秒から3分30秒となる一方、日吉発中山行きの午後5時台の列車は現行の9本から10本に増やす。

 ブルーライン、グリーンラインとも土休日の終電時刻は変更しない。改正後の各駅時刻表は6月上旬から市交通局ウェブサイトで確認できる。

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