【新日本】IWGP世界ヘビー級王者オスプレイが全治未定の首の負傷で王座返上 すでに帰国で新王者決定戦開催へ

王座を返上し帰国したオスプレイ

新日本プロレスは20日、IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイ(28)が首の負傷のため同王座を返上することを発表した。

オスプレイは4月両国国技館大会で飯伏幸太(38)を撃破し今年新設された同王座の第2代王者に輝いた。5月4日福岡大会では鷹木信悟(38)の挑戦を退けたが、オカダ・カズチカ(33)とのV2戦が予定されていた29日の東京ドーム大会は緊急事態宣言の延長などの影響から延期されていた。

だがこの日の新日本の発表によれば、オスプレイは福岡大会で首を負傷。治療に専念するために英国に帰国したという。全治期間は未定のため王座は返上され、詳細が決定次第、新王者決定戦が行われる見込みだ。

新日本は緊急事態宣言の延長にともない15日横浜スタジアム大会、29日東京ドーム大会の2大スタジアムマッチを延期。また4日福岡大会後に参戦9選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表している。22日の名古屋大会から興行を再開されるが、その矢先に団体最高峰王座の王者が離脱となってしまった。

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