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今季無冠に終わったスペイン1部バルセロナのロナルド・クーマン監督(58)の去就が揺れている。2022年夏まで契約があるクーマン監督はタイトルを奪取できなかったことから各メディアで今季限りの解任が伝えられている。
そんな中、スペイン紙「スポルト」は「決定を下すために考慮すべき2つの議論がある」とじている。その一つ目は後任監督という。有力候補だったクラブOBのシャビ氏(41)はカタール1部アルサッドと契約を更新したばかりで、もう1人の候補ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン監督のハンス・ディーター・フリック氏(56)もドイツ代表監督への就任が内定しており、理事会が承諾するか微妙な状況だ。二つ目はクーマン監督の解任で750万ユーロ(約9億9000万円)を保障する必要があることという。
総額1400億円超の負債を抱えている財政難のバルセロナは余計な出費は押さえたいだけに、判断は難しいところ。理事会もクラブのバランスを考えて、無冠ながらもクーマン監督の続投に反対する人は少なく、契約更新となっても不満はでないとみられている。
同紙によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(58)は、シーズン終了後の24日にもクーマン監督と今後の構想などについて会談する予定で「そこで将来が決定される」という。