長崎県新上五島町今里郷の町立今里小(花田直樹校長、16人)で17日、運動会があり、子どもたちがこの日のために練習を重ねてきた一輪車を使った集団演技を披露した。
児童らは、徒競走や玉入れなどの競技のほか、一輪車の大技を披露。中心から外側に向かって三つの列をつくって旋回する「風車」という演技で、子どもたちがきれいに回ると観覧者から歓声が上がった。
同校は約7年前から、基礎体力づくりに一輪車を導入。花田校長は「体幹を鍛えるのに適している。集団演技では心を一つにすることを学び、子どもたちの成長につながる」と話す。
終了後、6年の田中潤遥(ひろみち)君(11)と山下央(ひろ)さん(11)は「緊張して、いつものように大きな声が出せなかった」「一輪車は面白くて大好き。楽しかった」と笑顔で話した。
感染予防対策で午前中だけに時間短縮し、観覧も保護者のみとした。
心は一つ 集団演技に歓声 今里小児童が一輪車を披露 新上五島
- Published
- 2021/05/20 23:35 (JST)
- Updated
- 2021/05/21 23:49 (JST)
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