ソフトバンク・石川「申し訳ない」… 今季3敗すべて西武戦 8被弾中6被弾集中

6回、栗山に本塁打を浴びた石川

ソフトバンク・石川柊太投手(29)が20日の西武戦(メットライフ)で3敗目を喫した。ソロ2発を献上して6回3失点。今季12球団最多8度目となる7試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)をマークしたが、要所で踏ん張れず勝ちにはつながらなかった。右腕は「先制点を与えてしまい、チームとして主導権を握ることができなかった。同点に追いついてもらった直後に失点してしまったり、今日のような投球ではチームを勝ちに導くことはできないと思います。申し訳ないです」と反省。これで今季は2勝3敗と黒星先行となった。

今季3つの黒星すべてが西武戦だ。かねて相性が良く、昨季は4勝1敗。今季はここまで全8被弾中、西武戦で6被弾している。工藤監督は試合後「不用意とは思わないが、どうしても早いカウントでホームランを打たれているのが目に付く。それはボールが高いということだと思う。低めにいったボールは打たれていない」と“異変”の一端を分析した。開幕投手を担い、先発陣をけん引する石川。辛抱強い投球が続く中で“西武キラー”復活が待たれる。

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