3度目不倫のロッテ・清田は「幕張のドン・ファン」 好調ぶち壊しで厳罰必至

〝幕張のドン・ファン〟清田に3度目の不倫騒動が持ち上がった

ロッテの清田育宏外野手(35)が、またしてもやらかした。昨年、新型コロナウイルスに感染した際、不倫相手の女性と会食したことを球団に報告せず、女性に対しても〝口封じ〟。その一件で球団から無期限謹慎処分を受けていたが、処分が1日に明けて間もなく、別の女性と密会していたことを21日発売の「FRIDAY」で報じられたのだ。球団内外からは怒りを通り越してあきれかえる声が噴出している。果たして〝幕張のドン・ファン〟の行く末は――。

「さすがに球団側もこれ以上はかばいきれないんじゃないか」

2度目どころか〝3度目〟の不倫騒動が持ち上がった清田に対し、球団周辺からはこんな声が漏れ始めている。

2015年10月に1度目の不倫が発覚。この際「二度としない」と周囲に誓いながらも昨年9月末の札幌遠征では新型コロナウイルス感染拡大が叫ばれる中、球団ルールを破り不倫相手の女性と密会。その後、自身が新型コロナに感染した際、清田は自らの行動を球団に報告せずに隠蔽した。また、その女性と濃厚接触している可能性が高いにもかかわらず、女性に口止め工作を行う卑劣ぶりだった。

そのため、今年1月にロッテは複数年契約を結ぶ清田に対し「無期限謹慎処分」を発表。その処分が本人の反省を考慮して今月1日付で解除されたばかりだった。にもかかわらず、処分解除してすぐに別の女性との密会現場を写真に撮られるというのだから、開いた口がふさがらない。これ以上「甘い判断」で清田をかばえば球団だけでなく、親会社やチームの士気、さらにはファンにも示しがつかなくなるため、今回ばかりは厳罰を望む声が噴出している。

あるロッテ関係者は選手の気持ちを代弁しながらこう話した。

「正直なところ、清田のたび重なる不貞行為には大半の選手が怒り心頭です。昨年のコロナ集団感染以降、彼のせいで世間から『ロッテ選手=だらしない』というレッテルを貼られてしまいましたからね。もともと清田は人望がある人間ではないので、今は誰もがかかわりたくないというのが本音です。そんな思いが強いからこそ、多くの選手はいち早くチームと縁を切ってもらいたいと願っているはず。このままだといつまた火の粉が降りかかるか分かりませんから」

すでにファンの間でも今年1月の無期限謹慎処分を機に、SNSを中心に清田や球団を批判する声が続出。処分が解除された直後には球団の対応に「甘過ぎる」「清田をかばい過ぎ」という厳しい意見が多数を占め、一部ファンは、清田の背番号「1」の入ったユニホームを応援時に着用しないなど「反清田色」を強めている。

佐々木朗希投手(19)の一軍デビューやチームの好調など、このところロッテは明るい話題が先行していたが、そのムードに水を差す清田の無神経な行動の数々…。果たして球団はどんな判断を下すのか。球界だけでなく世間がその行方に注目している。

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