【ピュアシルク選手権】渋野日向子は1アンダー・24位発進「アンダーで回れたのは良かった」

渋野日向子

【バージニア州ウィリアムズバーグ20日(日本時間21日)発】米女子ゴルフ「ピュアシルク選手権」(キングズミル・リゾート=パー71)初日、米本土での復帰戦となった渋野日向子(22=サントリー)は3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーの24位とまずまずのスタートを切った。

序盤は我慢のゴルフを強いられた。4番パー4では3メートルのバーディーパットがカップに嫌われるなど、チャンスがありながらも8番まで連続パー。9番では2打目がバンカーの縁で止まり、3打目が打ちにくくなる不運もあって初のボギーをたたいた。

それでも後半に入って盛り返した。12番で3メートルを沈めて初バーディー。15番でスコアを落としながらも、難しい16番でスコアを伸ばし、最終18番では10メートル近いバーディーパットをねじ込んだ。競技後は「アンダーで回れたのはすごく良かった。内容的に見ると悔しいところはあるけど、全体的に見たら良かったと思う」と振り返った。

他の日本勢は野村敏京(28)が2オーバーの73位、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が3オーバーの95位。山口すず夏(20=環境ステーション)は6オーバーの123位、上原彩子(37=モスバーガー)は8オーバーの139位と出遅れた。首位はシュ・ウェイリン(26=台湾)で5アンダー。

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