琉球大学構内で酒気帯び容疑、事故起こした大学生逮捕 院生が重傷

 浦添署は19日、酒気を帯びた状態で軽自動車を運転したとして、中城村南上原の琉球大学3年の学生(20)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で緊急逮捕した。容疑者は大学構内を歩いていた大学院生の男性に車を衝突させ、顔面骨折などの重傷を負わせる事故を起こしていた。浦添署は過失運転致傷での立件も視野に捜査を進めている。

 浦添署によると、容疑者は「酒は抜けたと思っていた」と容疑を一部否認しているという。逮捕容疑は19日午後7時38分ごろ、西原町千原の琉球大学構内の道路で、基準値(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム)を4倍以上、上回る酒気を帯びた状態で軽自動車を運転した疑い。軽自動車には容疑者の知人らも同乗していて、浦添署が事情を聞くなどして、事故発生前後の状況などを調べている。

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