突然この世を去った妻が残した秘密とは? 西島秀俊主演「ドライブ・マイ・カー」 ミステリアスな予告公開

村上春樹の短編を濱口竜介監督が映画化した「ドライブ・マイ・カー」から、30秒予告の第二弾が公開された。

公開された30秒予告の第二弾は、幸せな夫婦生活を送るように見える家福(西島秀俊)とその妻・音(霧島れいか)だったが、「今晩帰ったら少し話せる?」と何かを打ち明けようと決意した言葉だけを残して、音が突然この世を去ってしまうことが描かれる。さらに、喪失を抱える家福の専属ドライバーとなるみさき(三浦透子)との出会いや、音の秘密の鍵を握っているかのような俳優の高槻(岡田将生)の姿が映し出される。妻が残した秘密をたどる果てに何が待っているのか、ミステリアスな雰囲気の漂う映像となっている。

「ドライブ・マイ・カー」は、愛車サーブを通して出会った、妻を失った喪失感のなかで生きる舞台俳優の家福と、寡黙な専属ドライバーみさきの孤独な2人が、一筋の希望にたどり着くまでを描いた作品。商業映画デビュー作にしてカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された「寝ても覚めても」などを手掛けてきた濱口竜介が、村上春樹の同名短編小説にほれ込み、監督・脚本を務めている。西島秀俊が主演し、三浦透子、岡田将生、霧島れいからが顔をそろえている。

【作品情報】
ドライブ・マイ・カー
2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

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