こんにちは。ユニフレーム大好きなくにぱぐです。ユニフレームから2021年4月に新製品「焚き火鍋」が発売になりました。キャンプにぴったりの万能鍋をさっそく購入して使い倒してみましたので、こちらのレポートをお送りします。
【基本情報】ユニフレームの焚き火鍋はサイズが2種類! ステンレス製でキャンプの鍋ものに最適な調理器具
キャンプの食事では比較的ポピュラーな「鍋もの」ですが、なかなかアウトドアらしい専用の鍋というのは売られていないように感じます(ダッチオーブンや、調理用の鍋は別として、多人数で囲みながら食べるようなものです)。
2021年4月にユニフレームから発売になった「焚き火鍋」はまさに鍋料理に最適な鍋。
材質はステンレスで、取っ手の部分は自立するようになっているので、焚き火でもガンガン使えます。サイズはソロ向けの18cmと、ファミリー向けの26cmの2種類。ステンレスなので、鉄のような重みもなく、使いやすいです。
無骨なスタイルと木製の蓋が非常にいい味を出しており、鍋料理を行う時のムードを盛り上げてくれます。
ユニフレームの焚き火鍋の魅力を徹底レビュー!
ユニフレームの焚き火鍋の魅力を4つ、紹介していきましょう。
魅力1:焚火以外でも調理は可能! 安定感のある形状で炭火もガスコンロもOK
「焚き火鍋」と銘打ってはいますし、本来はハンガー等でぶら下げて焚き火の炎に当てる調理が望ましいのでしょうが、底面が丸いなりに安定をしているので、様々な方法での加熱ができます。
画像(写真左)のように、ユニフレーム薪グリルラージのゴトクの上に乗せることも可能ですし、同じくファイアグリルの網の上に乗せても特に問題はありません(写真右)。
もちろんガスコンロの上にもしっかりと乗ります。
焚き火での調理は豪快で魅力的な半面、煤がついてしまうという部分もありますが、煤がつくのが嫌な場合は炭火やガスが使えるわけです。バーベキューと一緒に鍋もやりたいなんていうワガママも、こちらの焚き火鍋なら問題なく対応してくれます。
魅力2:サイズは2種類! 人数に応じて適切な方を選べる!
サイズはソロ用に最適な18cmと、3~4人で便利な26cmの2種類があります。
両者の違いは完全にサイズのみで、材質や性能にまったく違いはありません。従って、ソロキャンプメインの方は前者を、ファミリーキャンプがメインの方は後者を買えばよいということになります。
18cmと26cmと数字だけ聞くと大きな違いはないようにも思えますが、直径だけではなく、深さも異なってくるため(しかも蓋があるので)、容量の差はかなりあります。
18cmはぎっしり詰めても1人前でちょうどいいぐらいです。26cmのほうは、逆に「思った以上に入る」と感じるぐらいです。普通に家族で鍋料理を行う感覚で使えると思います。
なお、画像のように18cmの鍋は26cmの鍋の中にすっぽり収まるので、両方欲しい方はスタッキングを前提とした収納を考えてもいいでしょうね。
魅力3:保温性と防錆性に優れたステンレス製! 長時間の保存もできる!
焚き火鍋の材質はステンレスです。ステンレスは保温性に優れるため、調理をした後火から下ろしてもなかなか冷めにくく、熱々の鍋を長く楽しむことができます。
さらにステンレスは錆びにくいので、食事後鍋に残った料理をそのまま翌日まで鍋に入れっぱなしにすることができます。
これをうまく使うと、例えば晩酌をしてからしばらく経って夜中にシメのラーメンをそのまま作ったり、夜に鍋料理を食べ、残ったスープに翌朝、お米や卵を入れて煮込み直すことで雑炊にするということも可能です。
魅力4:鍋もの以外の調理だってできるコストパフォーマンスのよさ!
焚き火鍋はしっかりとした蓋がついているため、例えば炊飯もできます。
26cmのほうで2〜3合は焚けるので、何泊もする場合、複数の鍋を使わなくてもよくなります。その際、18cmのほうで味噌汁を作れば、しっかりとした「食事」を焚き火鍋2つで成り立たせることも可能です。
今回試したのは炊飯だけですが、蒸しや揚げもできると思います。金額もさほど高くないので、活用すればするほどコストパフォーマンスの良さが光る鍋ですね。
ユニフレーム「焚き火鍋」がオススメな方
鍋料理に最適なユニフレーム「焚き火鍋」はこんな人にオススメです。
バーベキュー以外の料理を手軽にキャンプで楽しみたい方
キャンプの料理は少しこだわりたい、バーベキュー以外もやってみたい。でも料理には自信がない…なんていう人には「鍋もの」は大変よい選択肢です。
食材とスープを買って来て詰め込んで煮ればOK。火さえ通れば失敗はまずありません。そんな鍋ものを行う場合、この焚き火鍋は最高に便利だと言えます。
もちろん他の鍋でも鍋ものはできますが、ほどよいサイズ感と運搬の際に神経を使わないで済む頑丈な材質、焚き火でも炭火でもガスでも使える手軽さは他の追随を許しません。
焚き火に映えるアイテムが欲しい方
燃え盛る焚き火の炎は「バエる」キャンプには欠かせないものですが、その際脇役として焚き火鍋はいかがでしょうか。
トライポッドで吊り下げることで炎の中心でもしっかりとした存在感を示してくれます。
ユニフレーム「焚き火鍋」をオススメしない方
鍋料理に最適なユニフレーム「焚き火鍋」ですがこんな人にはオススメできません。
キャンプといえばバーベキュー! 肉を焼いて大満足!という方
言うまでもないですが、鍋は使ってナンボのものです。
キャンプの料理はバーベキューや鉄板での焼肉、ステーキなどあればそれでいい、他はいらない、という方はさすがにオススメできません。
なお、炊飯などにも使えると書きましたが、炊飯のみなら別の調理器具(メスティン、飯盒など)を使った方がよいですし、完全に汁物(味噌汁など)だけなら、もっとコンパクトな鍋を使うほうがいいでしょう。
あくまでもユニフレームの焚き火鍋は鍋料理を主として考えたい構造をしています。
積載に余裕のない方
それなりに大きさのある鍋なので、積載を圧迫する可能性はあります。「もうこれ以上荷物は積めない」という方が無理に購入をするものではないと思います。
18cmはバイクキャンプなどでも使えないサイズではないと思いますが、26cmのほうは直径が10インチのダッチオーブン並みなので、思ったより大きさは感じます。
ユニフレーム「焚き火鍋」の評判・口コミ
ユニフレーム「焚き火鍋」はSNS上でもなかなかの注目アイテムのようです。ユニフレーム製にしては比較的入手しやすい価格設定なのも人気の秘密ですかね。
ユニフレーム「焚き火鍋」は長く使える相棒 ケースもアレンジしてみよう
ユニフレームの「焚き火鍋」は、非所に使い勝手がよい鍋ですが、ステンレス製ですし、品質的にも安心ができるユニフレームのものです。長く使えることは請け合いです。
今のところユニフレームからは専用ケースの発売はアナウンスされておらず、18cmは8インチ、26cmは10インチのダッチオーブン用トートを使うことが推奨されています。
これらを使うでももちろん構いませんし、私はビニールバケツを購入したところ、26cmのほうがぴったり入りました。鍋同士はスタッキングできるので、これ1つで二つの鍋を収納することができます。
深さがあるので、仮に中に汁物など入れていても家まで運べそうです。
しかもこれだと煤がついても気になりませんので、運搬時、他のギアへの煤付着が起きないというメリットもありますね。
こうしたケースをうまく活用し、より使いやすくしていくことで、長く焚き火鍋と付き合っていくことができそうですね。
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