【カーリング】日本代表の吉田、松村組 力の差見せつけられ2連敗

吉田夕梨花(公社・日本カーリング協会提供)

世界混合ダブルスカーリング選手権第4日(20日、英国・アバディーン)、日本代表の吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組は、1次リーグB組でスウェーデンに5―11、ニュージランドに2―7で敗戦。通算成績は3勝4敗となった。

スウェーデン戦は第1エンド(E)に3点を奪われるなど、第5E終了時点で5点のリードを許す苦しい展開。日本は第6Eに3点を返したが、第7Eに4点を取られ、万事休す。ここまで全勝の強敵相手に力の差を見せつけられた。続くニュージランド戦は、第1Eからいきなり3連続スチールを喫し、点差を広げられる。日本も第4、5Eに連続得点を挙げて詰め寄るも、最後は突き放された。

試合後、吉田は「今日は2連敗してしまった」と唇をかみながらも「また明日2試合残っているので、自分たちのパフォーマンスができるように、しっかり反省をしてまた頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

今大会は20チームが2組に分かれ、1回戦総当たりで対戦。開催国枠の中国を除く上位7か国に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠が与えられる。その上で9月の代表決定戦を制すると、吉田、松村組の北京五輪出場が決まる。

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