フェラーリの“驚きの速さ”を歓迎するメルセデス「今回は3チームでの戦いになるかもしれない」/F1第5戦木曜

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 2021年F1モナコGPの木曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=5番手(1分12秒995:ミディアムタイヤ/34周)、フリー走行2=3番手(1分12秒074:ソフトタイヤ/28周)だった。バルテリ・ボッタスはフリー走行1=6番手(1分13秒131:ミディアムタイヤ/36周)、フリー走行2=5番手(1分12秒107:ソフトタイヤ/32周)という結果だった。

 FP2ではシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのフェラーリ勢がワンツーを獲得した。メルセデス陣営はフェラーリを警戒しており、トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは「2台のフェラーリが非常に強いことに驚いた。タイムシートをじっくり分析するまでもなく、彼らのペースは本物だと分かる。彼らは優勝候補になり得る」とコメントした。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン フリー走行1=5番手/2=3番手
 皆と同じで、僕もモナコを走るのが大好きだ。今日のように天候に恵まれると、いいペースで走れるし、本当に魅力的なコースだと感じる。今日はとても楽しかったよ。

 フェラーリは強そうだね。競争がより一層激しくなるということなので、いいことだ。

 ここは段階を踏んで慣れていく必要があるコースだけれど、それを素早くやる必要がある。今年、路面が整えられたのでグリップがとても高い。

 どこのトラックでも、マシンがすぐさま思いどおりの状態になってくれることなんてない。まずは順応していかなければならない。ドライバーは実験を重ね、ドライビングスタイルを調整し、どこでプッシュできてどこでできないのかを把握し、全体的なタイムを稼ぐために諦めるべき場所はどこなのかを見極めて、マシンとともにうまくやっていく必要がある。

 マシンはいい状態だ。バランス面でしっかり向上することができたので、全体的にとても満足している。今夜、今日の走行について分析し、変更を施していく。予選は接戦になるだろうから、わくわくするよ。

2021年F1第5戦モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とカルロス・サインツ(フェラーリ)

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=6番手/2=5番手
 2年のギャップを経てこのトラックに戻ってくることができてうれしい。相変わらずすごくタイトなコースでスペースがほとんどないね。要求の高いコースだ。マシンをもっと改善する必要があると感じている。僕に関しては、フロントエンドが不足しているんだ。他のコースでも似たような問題が発生したことがある。主にコーナーが問題なのだが、ここは低速コーナーが続くコースで、フロントに良い感触を持っていなければ、簡単にタイムをロスしてしまう。

 それから、僕たちのマシンはバンプやコーナーの傾斜を走る際にとても固い感じがするから、この点を調べていく。

 タイヤを素早く温めてうまく機能させることが重要になる。今日は、最初のラップからすぐに機能させることができなかった。明日、対策に取り組んでいくよ。

 レッドブルはもちろん、フェラーリも速そうだね。つまり(これまでと違って)2チームだけの戦いにはならないと思うから、面白くなりそうだ。

2021年F1第5戦モナコGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)