新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は21日、市内在住の70～80代の男性3人が死亡したと発表した。また、10歳未満～90代の男女149人の感染を新たに確認。中等症2人、軽症130人、無症状13人で、4人の症状が分かっていない。うち81人の感染経路が不明。
市によると、死亡した80代男性はクラスター（感染者集団）が発生した通所介護施設でデイサービスを利用していた。6日に陽性と判明し、17日に亡くなった。別の80代男性は4月25日に自宅から病院に緊急搬送され、感染が判明。5月7日に死亡した。70代男性は3月29日に陽性と分かり、5月15日に亡くなった。
市内では、幼稚園2園でそれぞれ園児と職員計5人ずつの感染が判明。市はクラスターと認定した。桐蔭横浜大（同市青葉区）柔道部では、新たに部員8人の感染が判明。これまでに3人の感染が確認されており、市はクラスターと認定した。
クラスター関連では、日本体育大（同）の運動部で新たに部員3人の感染が判明。同大運動部に関連した感染者は計36人となった。市内通所介護施設でも職員1人の感染が確認され、同施設に関連した感染者は計7人となった。
市が20日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り（毎週金曜日更新）。
▽鶴見区＝1920▽神奈川区＝1635▽西区＝884▽中区＝1666▽南区＝1925▽港南区＝1493▽保土ケ谷区＝1220▽旭区＝1400▽磯子区＝1109▽金沢区＝1055▽港北区＝2358▽緑区＝999▽青葉区＝1786▽都筑区＝1130▽戸塚区＝1503▽栄区＝499▽泉区＝725▽瀬谷区＝588▽市外＝1547
