ヤクルト・バンデンハーク4回3失点「長いイニングを投げることができなかった」

4回3失点で降板したヤクルト・バンデンハーク(右)

移籍後初勝利はつかめなかった。今年からヤクルトに加入したリック・バンデンハーク投手(35)が21日のDeNA戦(神宮)に今季初先発を果たした。ヤクルト移籍後初先発も4回6安打3失点とピリッとしなかった。

立ち上がりは安定していた。初回は三者凡退。しかし、2回先頭のオースティンに二塁打、一死後に宮崎に安打で一、三塁のピンチを招き、牧の適時打で先制を許す。3回には二死から佐野、オースティンの連続二塁打でもう1点を失った。

4回には先頭・宮崎に4号ソロを浴びた。その裏の攻撃で1―3の一死三塁で打席が回ったため代打・松本友と交代した。バンデンハークは「先発としての試合をつくることが目標だったが、長いイニングを投げることができなかった。また次回に向けてしっかり調整していきたい」と話した。

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