がんかもしれない・・・検索しては不安になる日々 両側乳がんになりました89

今回は番組を見て、SNSでつながってくださった
渡辺 愛さん(48)のお話。

関西にお住まいでReborn.R (リボンアール)という乳がん経験者のためのコミュニティの代表をされています。

2018年7月、46歳のときに乳がんの診断を受け、乳房の全摘出手術を受けておられます。家族にも話せず、検索を繰り返しては不安になって何もかもが絶望的になっていた、という経験をされています。
(愛さんも登壇した過去のイベント YouTubeアーカイブはこちら・・・もしもあなたが・・おっぱい2つとってみた制作者と乳がんサバイバーが語る今 https://youtu.be/CR_rm6QCk8M

コミュニティを立ち上げたのは病気のことはお医者さんと相談できるけど「これから自分はどんな風に生きていくことができるのか」がわからない、と思ったこと。

経験者の話が勇気になる、と1000人の患者さんの体験談を集めたり、『乙女温泉』という企画を運営しています。

Reborn.R (リボンアール)
https://rebornr.com/index.html

この乙女温泉がなんとも素晴らしいのです。

私自身もそうでしたが、
「手術痕や副作用で脱毛した姿が、他人を怖がらせてしまうかも?」『恥ずかしくて着替えられない』『見られたらどうしよう』
そう思うと以前のように温泉や銭湯へ行くことができない自分がいました。

そのニーズにこたえてくれるのが『乙女温泉』。
ひとつの銭湯など温浴施設を時間で貸し切り!女湯を初めてデビューの乳がん患者さん用の湯舟と男湯を他の女性のみなさんと混ざって入れますよ、という湯舟にして
気兼ねなく入れるような配慮をした企画です。
みんなが集まれるスペースなどではハンドマッサージなどのイベントやおしゃべりをしたりと
すべての女性がゆったりと過ごせるように工夫されています。

患者さん同士が湯舟に使ってお話しているのを見て、とてもうれしかった、と話してくれました。

ご縁がつながって、関西だけではなく、北海道では函館や帯広・釧路などでも準備中。その輪が広がりつつあります。

今、コロナ禍で実イベントは難しい局面ですが、オンラインでつながる『笑顔温泉』を企画。(さすが愛ちゃん!)オンラインで交流会だそうです。

『テーマは”あなたを笑顔にするアレ😍を教えて”

コレだけはやめられない
コレやってると幸せ
コレがないと。。。。

みんなに教えてくださーい♡だそうです。』

勇気出ますね。

【日時は5月23日 10時〜11時】
おうち時間が長くなってストレスもたまりやすいし、ましてやのんびり温泉なども難しい今。話すと楽になることもあるので、ご興味のある方は是非、WEBサイト Reborn.R (リボンアール)
https://rebornr.com/index.html などからお問い合わせを。

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そして、お便りを2つ。

まずは、再再放送を御覧いただいた方から。
『こんにちは。この放送拝見しまして共感しました。私は、3年前に右乳房にがんが見つかりました。
手術して抗がん剤治療し、放射線治療をしました。がん患者さんとの交流を持ちたかったのですができず、一人で生きてきましたがこの放送を拝見してから交流を持ちたく思い、連絡させていただきました。』
とつながりを持ちたい、というところまでお心も回復されたということですね。よかったです。
世の中にはたくさんの患者会があります。
Peerring https://peer-ring.com/さんなど会を運営されている方が投稿されているサイトもありますのでご参考に。

もうひと方です。

『はじめまして。今日がん検診にいき、細胞診をしました。結果は一週間後にでます。不安で不安で眠れなくて、このサイトにたどり着きました。情報発信ありがとうございます。家族にも言えず、決して一人じゃないの言葉に励まされました。またメッセージを送らせてください。』

ありがとうございます。
一番不安なときではないかとお察しします。
私、初めて細胞診をしたのは20代。そのときは見つかりませんでしたが、いつかはなるかもしれないと気を付けねばならないんだと気を引き締めたことを覚えています。(そこから20年なので・・・それでも実際になるとショックだった自分に驚きましたが)
見つかるのが怖くて検診に行けないというお話を聞きますが、勇気を出されて検診に行かれたことに敬意、そしてまず自分を大切にされたと思います。

前回ご紹介したがん防災→ https://sodane.hokkaido.jp/column/202105142057000952.html
がんと働く応援団 → https://www.gh-ouendan.com/ganbousai
も非常に心の支えになるのではないと思います。

皆さんもご自身の胸に関心をもっていただけるとうれしいです。

オリジナルサイトのメッセージBOXに毎日のようにコメントをいただいています。ありがたく読ませていただいております。患者さんやそのご家族の場合も今回のように今、検査中という方もいらっしゃいます。みなさんが正しい選択ができるよう情報提供も頑張りたいと思います。

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