「不用意に田畑に近づかないで」災害発生に備え河川など視察 対馬北署

氾濫の恐れがある佐護川を視察する松下署長(左)=対馬市上県町

 梅雨や台風に備え、長崎県の対馬北署は20日、管内で災害発生の危険性がある河川など4カ所を調査した。
 松下慶一署長ら署員8人が参加した。2019年9月に台風の接近に伴う豪雨で氾濫し、周辺の民家が浸水被害に遭った上県町の佐護川を視察。当時の写真を参考にしながら氾濫した場合の対応などを確認した。
 松下署長は「管内は高齢化率が高いので、関係機関と連携して早めの避難を促したい。災害時には、不用意に自分の田畑に近づかないようにしてほしい」と注意を呼び掛けた。

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