鎌倉の海岸に鳥の死骸61羽 ほとんどが「ミズナギドリ」

由比ケ浜海岸

 鎌倉市は21日、由比ケ浜海岸と材木座海岸で18日以降に計61羽の鳥の死骸を確認し、回収したと発表した。

 うち59羽は「ミズナギドリ」という渡り鳥で、移動中に衰弱死したものという。

 例年市内の海岸に流れ着くことがあり、「病気ではない」としている。

 市によると、ミズナギドリはオーストラリア南部で繁殖し、北半球で越冬する。日本近海には5~8月ごろに群れで現れるという。

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