大リーグの審判らの履くスニーカーが話題になっている。ESPNは21日(日本時間22日)、1998年から大リーグで審判を務めるハンター・ウェンデルステッド氏(49)やエンゼル・スタジアムでジョーダン・ベイカー審判(39)などが試合中にナイキのシューズ「Jordan 11 Jubilee」を履いており、ファンの間で話題になっていることを伝えた。
カブスのトレバー・ウィリアムズ投手が「あのジョー・ウエスト(審判)でさえもオヤジくさい普通のナイキではなく、(かっこいい)ナイキを履いていたんだ」とコメントしたそうだが、選手らも驚いているという。
大リーグの審判らは19年までニューバランスの靴を履くことが義務付けられていたが、契約が終了。審判らは白か黒の靴であれば何を履いても良くなり、20年から大リーグがナイキと10年のユニホーム契約を結んだこともあって、こだわる審判が増えてきたという。
ナイキの「Jordan 11 Jubilee」はソール部分のみ白の黒いスニーカーで、バスケットボール界のスーパースターだったマイケル・ジョーダンが一度野球界に挑戦した後で再びバスケットボール界に復帰した際に履いていた有名なモデル。25周年を記念して20年12月12日に発売された。
ウェンデルステッド審判は「まさかスニーカーについてインタビューに答えるなんて思いもしなかった」とコメントしているそうだが、今後は審判の足元にも注目が集まりそうだ。