<新型コロナ>埼玉でもインド変異株 大野知事ら首都圏の知事がテレビ会議、感染力強い変異株主体にと報告

© 株式会社埼玉新聞社

埼玉県の大野元裕知事

 埼玉県の大野元裕知事ら首都圏1都3県知事が21日、テレビ会議を行い、埼玉県でもインド変異株の感染者が出るなど新型コロナウイルスについて、1都3県で情報を共有し、各知事が共同メッセージを発して感染拡大防止に努めることを確認した。大野知事は会議終了後、記者団に埼玉県の「まん延防止等重点措置」の解除判断について、「期間(31日)がまだ残っている。われわれとしてはしっかり抑えることに力を尽くしたい。県の状況を見ながら1都3県で意見交換し、最終的に判断する」と述べた。

 会議では1都3県で新規感染者の急激な増加は抑えられつつあるが、高止まり状態にあることを確認。感染力が強いとされる変異株「N501Y」が各地で感染者全体の7~8割に上り、感染主体となっていることなどが報告された。

 また、1都3県の具体的な感染事例についても報告され、職場でマスクをせずに同僚と会話したり、職場の喫煙スペースで感染した事例を共有。レジャーでは屋外のバーベキュー、高齢者のカラオケ、宿泊を伴うゴルフ、会食では若者グループが海岸で飲酒、大学生が複数人で家飲み、公園でマスクなしで食事といった行動に注意が必要とした。

 共同メッセージでは「愛する人を守るため、今一度外出自粛の徹底を」(大野知事)、「自分事として、感染リスクを避ける行動を」(小池百合子東京都知事)など、知事自らの言葉で注意を呼び掛け。

 1都3県知事は来週、感染状況判断のため、再度の情報交換を行う方針を確認した。