悲願のプレミアリーグ初優勝から一転して、今季は苦しいシーズンとなったリヴァプール。
怪我もあった新加入ティアゴ・アルカンタラは先日ようやく移籍後初ゴールを決めた。彼は『Sky Sports』のインタビューでこんな話をしていた。
ティアゴ・アルカンタラ(リヴァプールMF)
「最初は試合のリズムとロングボールに驚いた。
ここでは、いかにロングボールがビッグチャンスを作り出せるかを高く評価しているチームがいくつかある。
と同時に、速くボールを前線につければ、(ボールが)速く返ってくることになる。
スローイン、コーナーキック、ゴールキック…全てがここだとより速く起きる。それに適応しなければいけない。
ここは一息つけると思った状況でも、ボールはすでにプレー再開になっているのさ」
「加入した時、ファビーニョがどんな選手なのかや、彼がここやモナコでやったことは知っていたよ。
でも、彼のことを個人的には知らなかった」
「彼は非常にスマートでインテリジェントな選手だ。
ピッチ上のどこにどうやっているべきかを理解しているし、タックルにも凄い強みがある。
そこにいてくれる彼は強くて、僕らのために全てのバトルに勝ってくれる。
彼は自分が見るべき選手だけでなく、僕や他のチームメイトが担当すべき相手にも対処しなければいけない時がある。
それでも、彼は素晴らしい守備の仕事をしてくれる。さらに、攻撃面でもチームにとって驚くべきことをしてくれているんだ」
「僕はバイエルンに7年いた。結局のところ、時間がかかる。
チームメイトたちを外から学ぶだけではない。一緒に練習することで、味方のスキルや弱点にも気付く。
その全てとともにプレーしている。それがサッカーが組織的で美しいスポーツである理由さ。
チームメイトのより良いスキルを使えば、自分もより良くなれるからね」
プレミアリーグはプレースピードだけでなくリスタートも速いために息をつく暇がないというのは興味深い指摘だ。
【動画】頼れる守備職人!ファビーニョ、リヴァプールを救った神クリア
そのなかで、ブラジル代表MFファビーニョの頼りになるプレーには感銘を受けたようだ。