劇団ひとりが田村正和さんの思い出語る「人前で食事をしないっていうのは本当だった」

田村正和さん(左)と劇団ひとり

お笑い芸人の劇団ひとり(44)が22日、テレビ朝日系「中居正広のニュースな会」に出演。心不全で亡くなった俳優の田村正和さん(享年77)が、最後まで謎に包まれた私生活を送ったことについて「田村さんの去り方の美学だったんでしょうね」と語った。

番組内では、フジテレビ系「古畑任三郎」シリーズなどの大ヒット作で知られる俳優の田村正和さんが、4月3日に心不全で亡くなったことを取り上げた。

田村さんのモノマネをしていたこともあるひとりは「ずっと田村正和さんだったじゃないですか、ある種オンオフはないというか。オフを見せない。人前で食事をしないっていうのは本当だった。絶対に食べない」と明かした。

またひとりは、TBS系ドラマ「誰よりもママを愛す」(2006年)で主演を務めた田村さんと共演。

「連ドラの稽古日は、僕らは普通はジャージとかなのに、田村さんロングコートを着てくるし。撮影でも田村さんは前室に田村チェアというのが、奥の方の暗がりにあって。NG絶対に出せなかった」と振り返った。

田村さんは、謎に包まれた私生活だったことでも知られる。「最後の最後のここまで、素の部分は見せずに。田村さんの去り方の美学だったんでしょうね」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社