良血・ディヴィーナが土曜中京5Rのデビュー戦で快勝

中京5Rで1着となったディヴィーナ

父モーリス、母はヴィクトリアMを連覇したヴィルシーナの良血・ディヴィーナ(牝3・友道)が土曜中京5Rで快勝。デビュー戦で見事に勝ち上がりを決めた。

3月14日の中京芝1600メートルで待望のデビュー戦を迎えるはずだったデヴィーナだが、直前になって左前跛行で取り消し。今回が仕切り直しの一戦となった。道中は中団の内で運び、直線を向いて追い出しを開始。1ハロン標過ぎで鞍上・岩田望のムチが一閃すると、あっという間に先頭を捉え、そのままゴール線を駆け抜けた。

岩田望は「初戦としてはレースが上手。最後は追った分だけ伸びてくれたし、いい勝ち方でした」とその能力を評価。遅れてきた素質馬の今後に大いなる期待を抱かせるデビュー戦となった。

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